西川美和著 「きのうの神さま」
SPURを立ち読みされる方に、書店でみていただきたいものが、
もうひとつ。

広島県人の星、映画監督の西川美和氏が、
短編小説集を発売されています。

▼書店で出会っていない方は、
 ぜひ、amazonから手に入れてみてください!▼

 きのうの神さま ポプラ社
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表紙の木はひっくりかえったカラー写真。
中扉には、本来の写真がモノクロで入っています。

ウソとホントが複雑にいりまじった世の中の姿を、
こういったデザインだけでも示しているご本。うう。素敵っす。


もう、心理描写が圧倒的にすごい。
中学生の繊細な気分から、老人まで、さまざまな人生を、
経験し終わった感じで、読み終わってホーッとため息をつきました。

西川氏が、へき地医療を転々と取材していたのは
なんとなく知っていたのですが、
その取材結果が、決して頭でっかちな形ではなく、
自然と組みこまれています。

本を書く時間より、取材してた時間の方が
長いような気すらするのですが。
こんな小説や映画ってあるのかな。

今の時代、本当に貴重な作品だと思います。
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こんなに美しくて童顔なのに。。
服のセンスとかもモダンなのに。。

なぜか爺様のように成熟した頭脳をお持ちの西川美和氏。
不思議なお方です。
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by salone-aoyama | 2009-04-25 10:53 | DIARY
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