生まれてから老人となるまで
[本文の引用写真は、asumonoの作品です。]

コニチハ!

今日は、ちょっと珍しい人たちに会った一日でした。

まず、以前住んでいたマンションの大家さんが、
そのマンションを他のオーナーに売ってしまったとの話を聞き、
お菓子とお花を持って遊びに行きました。

以前私が住んでいた部屋を友人が引き継いで住んでいて、
「大家さん引退」の速報がすぐに飛び込んで来たのです。

「念願の引退を、したいと思ったのよ〜。
 大家の仕事はね、いい時には電話がかかってこないのよ。
 かかってくる時は、何かお金が出る事が起きたときよ。
 アタシはもう、電話恐怖症になってるわよ。アッハハ(笑)」
c0143683_1065041.jpg

さっぱりとした性格で、頭の回転が早く、
毒舌の彼女が、私たちは大好き。
まったく世代のギャップを感じさせない調子で、
ガンガン話をしてくれます。

「あの1階の住人がいるでしょう。そうそう、ぬいぐるみを
 ズラリと天日干しして、警察に通報されたアイツ。

 家賃をふりこみにしてよって言っても、
 UFOキャッチャーのぬいぐるみと共に、手で持ってくるのよ。
 アタシもう、イヤでさあ。アッハハ。

 それで、立ち話が長いのよ。
 腰がいたいからもう寝るっていって、
 あたしは話を打ち切ってやるんだけどね。ハハハ。」

「大家をやめたら、あたしボケちゃうかもね。
 それが嫌だから、プールに通ってるんだけどさ。

 着替えなどを含め、1時間200円のプールだから、
 泳ぐのは33分と決めてるの。
 誰かが話しかけてきても、耳が聞こえない老人のフリをして、
 泳ぎつづけるのよ。アハハ。だって、33分しかないのよ」

など、100%毒舌のトークが炸裂して、私たちは爆笑の連続。

お部屋はとても綺麗に片付けられていて、
「だって、アタシいつぽっくりいくか分からないからさ。
 綺麗にしとかないと。」

と笑っている元大家さんに、こんな風に豪傑笑いをしながらも、
老いを受け入れ、死ぬ準備をしていくのは素敵だな、と思いました。
また、遊びに行きたいなあ。
c0143683_2121028.jpg

その後、友人の赤ん坊を見に行きました。

元大家さんの家を出る時のやり取り。
「あら。。これから赤ん坊を見に行くの?(同情の目)
 生まれたての赤ん坊って、ほら、なんていっていいのかね。。」
「いや、大丈夫です!生まれたてじゃなくて、3ヶ月ですから。
 もう可愛くなっている頃だと思います!(笑)」

やっぱり、ベイビーは可愛かった。彼の人生は、これから。
がんばるんだぞー、と、ミルクを飲む赤ん坊を見守りました

最後に、壮年期の私と友人は、ギラギラの中華料理を8品くらい食べ、
ビールと紹興酒を飲んで解散しました。
[PR]
by salone-aoyama | 2008-01-19 09:59 | DIARY
<< 青山イタリアンで朦朧とするの巻
美しき器たち >>